頭のなかの戯言の新着ブログ記事

  • 今度こそ人類を滅ぼさなきゃ

    今度こそ人類を滅ぼさなきゃ 地球がおかしくなる前に 愚かな人々による 身勝手な支配を止めるために 発展しすぎた文明が すべてを壊しきってしまう前に "みんな"で乗り越えよう この"危機"を 何度となく困難に立ち向かってきた 我々人類の科学力と知恵を 遺憾なく発揮して

  • 今さらあなたと

    今さらあなたと どうこうなれるなんて思わないし もうなりたいとも思ってない 似たような苦しみを抱いて 世界の輪郭を見つけようとして 生き方がわからないと 電話越しに2人で泣いた幼い夜 甘酸っぱいいつかの恋物語 あれから月日は流れて 少しだけ大人になって 私の生活も変わったし あなたの性格も変わった... 続きをみる

    nice! 1
  • 僕は先にいくね

    僕は先にいくね 世界中の舞台を 自由に見渡せる特等席 徒然と演劇観感 紙もペンもなくたって これからも刻み続ける

    nice! 1
  • 誰も理解してくれなかった

    誰も理解してくれなかった 誰も共感してくれなかった 普通とは別のロジック 破綻した行動原理 泥のような感情 どうしてこんなに言葉足らずなのに どうしてあなたには伝わるの 誰かにわかってもらえるなんて 思いもしなかった 似たような感情を持った あなたがいるなんて思わなかった この感情を知ってくれてる... 続きをみる

    nice! 2
  • あなたのことが好きだった

    あなたのことが好きだった あの感情が思い出せない 長い間 一緒に過ごしてきた あなたのいない日々は あまり想像できないけれど あなたと共に 過ごしていく未来も もう想像できない

  • 風船ガムの気球で

    風船ガムの気球で 飛んで行こうよ何処かへ 見下ろした街に僕が映って 忘れていた日曜日が そのまま通りすぎてゆく ペンギンの翼を借りて 羽ばたくよ何処かへ 見上げた空に僕が映って 待ち望んだ水曜日を そのまま飛び越えてゆく

    nice! 1
  • 満員電車に箱詰めして出荷

    満員電車に箱詰めして出荷 スーツを着たマネキンの行進 白い部屋で働く歯車 ビルの隙間に落ちる夕日 繰り返し朝が来て 繰り返し夜になり そしてまた朝が来て 社会生活営みながら 人のふりして生きている 野菜生活飲み込みながら 人のふりして生きている

    nice! 1
  • 夕日に染まった公園

    夕日に染まった公園 友達に手を振って また明日 坂道をチャリで下って 夕飯のにおいのする町へ ノスタルジア そんな思い出ないのに 自分が経験したことのように なぜか懐かしいんだ 想像と現実の記憶 境界が曖昧になってゆく 夏の夕暮れ 架空の思い出に足を浸しながら

  • 都合のいい部分だけ

    都合のいい部分だけ切り取って 黒を白く染めて 物の形を歪めて 嘘で塗り固めて 称賛の声を求めて 偽りの美を垂れ流す 小さな箱庭のお姫様 鏡の前でひとり呟く 「世界で一番美しいのは、だあれ」

  • 懐かしいねって

    懐かしいねって いくら抱きしめあっても そこから先には進めない 2人には別々の今があるから あったかいねって そっと抱きしめあって ただあの日を思い出すだけ

    nice! 2
  • もしも今日死んだって

    もしも今日死んだって 私は満足よ あなたの声が聴けたから 「またね」って 次の約束ができたから 「またね」 その約束が果たされる日を 永遠に待ちわびる あなたが私と もう一度会ってもいい、と 思ってくれている その言葉を噛み締めながら いつか訪れる 次の機会を期待して… なんて幸せな最後 ねぇ泣か... 続きをみる

  • パブロフの犬

    パブロフの犬 勘違いしたまま 歳を重ねて大人になった いまでもまだ君を思うと 胸が苦しくなる 涙が溢れそうになる

    nice! 1
  • 本当に欲しいものだけ

    本当に欲しいものだけが手に入らない きっとそれは勘違い 手に入れられないから 渇望し続け 欲求が積み重なり 感情が増幅し 手に入れられないが故に 思い続ける時間が長すぎるが故に 「本当に欲しいもの」であると 誤認しているだけ だからこれは必然の結果 本当に欲しいものだけは手に入らない

    nice! 1
  • あなたのいない日々に

    あなたのいない日々に 何の意味があるんだろう 見知らぬ人が行き交う街で そんなことを考えている けれどもしあの日に戻れたとして あなたのいる日々に 何の意味があるんだろう あなたは私を選ばない 私はあなたに固執し続け 刹那の悦びと不毛な時を 退廃的に貪るだけ

    nice! 4
  • 望んでもいないのに

    望んでもいないのに産み落とされた って 被害者面して生きてきた 産まれたくなんてなかった 生きなくなんてなかった そんなふうに 文句ばかり抱えながら生きてきた だけどきっとそれは違う 誰かのせいなんかじゃない 死のうと思えばいつだって死ねた これまでそれを選ばなかったのは 紛れもなく自分自身の選択... 続きをみる

    nice! 3
  • ぎゅっとしよ、昔みたいに

    ぎゅっとしよ、昔みたいに 難しいこと忘れて 今だけはあの頃のふたり 幼い頃のふたり 愛とか恋じゃないけれど 君のことが大好きだよ 押し入れの中の お気に入りのおもちゃのような きっとずっと宝物 幼い頃ともだちだった 柔らかいぬいぐるみを 両手で抱きしめるような きっとそんな感情 思い出の中ですら薄... 続きをみる

  • 昔、あなたが

    昔、あなたが 「将来保育士になりたい」って言った時に、 私が「あー、ロリコンだもんね」って 茶化して怒られたの、覚えてる? 私はすごく覚えてる、というか ずっと後悔してたんだ。 将来のこととか しっかり真面目に考えてて それを語ってくれるような相手に対して、 不誠実な返し方をしてしまったなーって。... 続きをみる

    nice! 2
  • 無機質な四角い檻の中

    無機質な四角い檻の中 私は歌う まるで泣き叫ぶように ごめんなさい 迷惑なのはわかっています だけどお願い 誰か気付いて 苦し紛れの存在の証明

  • 明けない夜はないと

    明けない夜はないと 誰かが言った そして今日もまた 朝陽は輝いていた 続いていく日々 終わってくれない世界 笑えない泣けない 虚しいだけの日々

  • 早死推奨 長生き無用

    早死推奨 長生き無用 惰性で産まれて 惰性で生きて 惰性で死ぬ どこまで行っても 真の幸福などない こんな世界 生きる価値なんてない

  • 幸せな歌は嫌い

    幸せな歌は嫌い あなたを思い出すから あなたを思い出すのは嫌い 今を生きられなくなるから 過去に囚われて あなたを思い出して あなたが欲しくて あなたのいない世界に 幸せを見出だせなくて 街でループする幸せな歌は 私を過去に縛り続ける呪いの歌

  • 何にも興味がないから

    何にも興味がないから 何にでも興味があるふりをした 誰にも好意がもてないから 誰にでも好意があるふりをした 嬉しい楽しい大好き すべて造られた感情 大袈裟な感情表現は 空っぽを隠す隠れ蓑 明るく優しく元気よく 模範生のふりをする

  • その名前を呼び続ける

    その名前を呼び続ける まるで神の御名であるかのように 何度も何度も 命が終わるその時まで

  • あなたに求められる

    あなたに求められる 私になりたい 例えそれが どんな理由であったとしても

  • いじめられてるわけじゃない

    いじめられてるわけじゃない お金に困ってるわけでもない 両親も健康 恋人もいる だけどやっぱり今日も 早く死にたいと思ってしまう 心の中が醜いから 感受性が乏しいから 生きてるだけで苦しいから 早く死にたいと願ってしまう

  • 救われない日々も

    救われない日々も 報われない日々も 今日でおしまいと思えば すべておしまいと思い込めば 少しだけ心軽くなる

  • 愛してくれなくていい

    愛してくれなくていい 都合のいい存在でいい もしあの時そう言えたなら あなたは今も 私の傍に居てくれましたか? あの頃は幼すぎて いつかあなたに愛してもらえると 烏滸がましく根拠もなく信じていた 私は所詮 欲求を満たすためのツール どんな形でもいい どうか傍に居させて もしあの時そう言えたなら… ... 続きをみる

  • 窮屈な籠のなか

    窮屈な籠のなか せめて自由でいさせて くだらないルールの内側で せめてもの反抗 鳥籠を回してメリーゴーランド 回していて回らせて どうかどうか止めないで 考えると気が狂いそうだから 揺さぶって撃ち抜いて おかしな頭が思考を忘れるほど 脳内麻薬溢れさせて

  • 今日も何もできなかった

    今日も何もできなかった 今日も何も変われなかった そうやって何日も何年も 繰り返して年を重ねても 大人にはなれませんでした

  • 楽しかったことも

    楽しかったことも 悲しかったことも みんなみんな大事な思い出 ランドセルの中に 置き去りにしたリコーダーのよう もう吹き方を思い出せない

  • 笑って笑って

    笑って笑って 感情を圧し殺して 笑って笑って 虚しさを噛み殺して 偽りの顔が暴かれても 素知らぬ顔で 道化を演じ続ける 暗い箱の中で 独りで踊る仮面舞踏会 割れた仮面の断面が 薄汚れた笑みを浮かべる

  • 夕暮れのパレットに

    夕暮れのパレットに 雲を描くと 紫の光が呼吸を始める 沈む赤を見送りながら 黄色の歌を口ずさむ やがて世界は青に満たされ 星が一粒零れ落ちる

  • 楽しい物語は

    楽しい物語は 心を無惨に切りつける 陰鬱な気持ちを嘲笑うように 残酷に光を魅せつける 悲しい物語は 心に寄り添ってくれる 卑屈な思考をも許すように 優しく私を包み込む

  • ずっと楽しみにしていたのに

    ずっと楽しみにしていたのに 待ち望んでいた恐怖の大王も 終末の日も訪れてくれなかった 早く世界が終わりますように

  • 境界線がわからない

    境界線がわからない どこまでが個性で どこからが矯正すべき逸脱で どこまでが自由で どこからが守るべき規範で どこまでが私のままで 許させるのか 実行することは 言葉にすることは 思考することさえも 許されないのか 縦横無尽に引かれた ぐしゃぐしゃな境界線で 黒く塗りつぶされきった地面 もう一歩も... 続きをみる

    nice! 1
  • 頭がおかしいのは自分

    頭がおかしいのは自分 彼らの意見は一般論 頭がおかしいのは自分 彼女らの思考は一般論 頭のおかしい自分が 彼らあるいは彼女らに対して 憤りを感じるのは誤り 大多数の人間が賛同するのは 自分の方でないことは明らか 頭がおかしいのは自分 頭がおかしいのは自分

  • 自分じゃない誰かが

    自分じゃない誰かが 自分の身体で 普通のふりして生きている 死体が動くのを眺める 幽体離脱のような気分

  • すべての生は

    すべての生は いつか必ず死に至る すべての死は 生の存在によってもたらされる すべての生物が 生きているが故に死に 死へ帰結するために生きるのであれば この世に生を受けたこと自体が 間違いかのように感じてしまう

  • 閉塞した箱の中

    閉塞した箱の中 膝を抱いて眠る 箱の中にいることを 他人に悟られないように 箱の中にいるものが 他人の目に触れないように 閉じ込めた狂気が 二度と目を醒ましませんように

    nice! 1
  • 古い日記を開いて

    古い日記を開いて そっと呟く 君は覚えているかな きっと忘れているだろう 忘れっぽい君のことだから 一緒に並んで帰ったこと 二人で夕日を眺めたこと 三日月の下で語り合ったこと 昨日のことのように 鮮明に思い出せるのに 共に笑い合えていた あの頃が懐かしくて涙こぼれた 部屋で独り 思い出に浸るふりを... 続きをみる

    nice! 1
  • たぶん君は

    「たぶん君は 難しく考えすぎているだけ 世界はもっと単純で幸福」 誰かに投げかけられた言葉が 脳裏を掠めるけれど マイナス方向に向かって 今日も頭は勝手に走り続ける 他人の言葉で止められるなら とうの昔に止めている こんな生産性のない思考 望んで走らせているわけないだろ

    nice! 1
  • 静寂に包まれた夜

    静寂に包まれた夜 思い出すのは過ぎし日の景色 光輝くあの夏に もう一度帰ることができたなら デフォルメされた過去の記憶が 「昔は良かった」なんて言葉を創る あの頃は幸福なんて 微塵も感じていなかったのに 静寂に包まれた夜 思い出すのは過ぎし日の景色 光輝くあの夏に もう一度帰ることができたとしても... 続きをみる

    nice! 1
  • 子どもは天使かもしれない

    子どもは天使かもしれない 俗世の汚れを知らないから 偏見のない眼で世界を見つめる 子どもは悪魔かもしれない 社会の規範を知らないから 自由気ままに世界を乱す やがていつかは大人になって 世間とやらに縛られた ただのヒトに成り下がるのでしょう

  • 錆び付いた歯車

    錆び付いた歯車 音を立てて軋み続ける 動き出さない歯車 動かそうと試みる人々の 気力と体力だけを消耗し続ける 動かされない歯車 オブジェのように ただそこにあり続ける 果たしてこれは本当に歯車なのだろうか?

    nice! 1
  • 自分のいない世界で

    自分のいない世界で 自分の名前を叫んでみても 誰にも届きはしない 行き場のない想いが ふわり ただ虚空を漂うだけ

    nice! 3